2012年6月24日日曜日

【絵本と暮らすvol1】モーリス・センダック

okeba2階に出来た絵本コーナーより、今あるおすすめ絵本を絵本コーナー担当のスタッフ加藤がピックアップしてご紹介いたします。

「little bear's vist」(邦題:おじいちゃんとおばあちゃん)
絵モーリス・センダック 文E.Hミナリック 


今回ご紹介するのは先月5月8日、83歳で亡くなった、かの有名な絵本作家モーリス・センダック氏の絵本です。
センダック氏は数年前、映画化もされた「かいじゅうたちのいるところ」でよく知られており、素晴らしい絵とこどもの気持ちをよくとらえたお話で人気の作家です。

okeba2Fの絵本コーナーにも洋書ではありますが、「little bears's visit」(写真)の状態の良い絵本が1冊、手に入り販売しております。

ちいさなクマがおじいちゃんとおばあちゃんの家に遊びに行き、そこでお母さんの小さい頃のはなしを
聞いたり、外に遊びに出かけたり・・そして最後は・・・。
1冊に祖父母の家でのおはなしが4つ入っています。
絵もお話も派手ではありませんが、おじいちゃん、おばあちゃんとの交流がかわいい視点で描かれていてなんともほほえましくなる1冊です。
「かいじゅうたちの・・・」ほどは有名ではありませんが、絵本の賞、コルデコット賞も受賞している作品です。

他にもセンダック氏の残した素晴らしい絵本はたくさんありますが、こちらはセンダック氏が亡くなるちょっと前に平塚で開催されていたセンダック展でたまたま読んでおり、気に入っていた絵本だったので、仕入れ先より入ってきたときは即、仕入れさせていただきました。

okebaにご来店の際には是非、お手にとってみてください。

今回は追悼の意も込めて、センダック氏の絵本をご紹介させていただきました。今後も有名無名問わず、
長く読みついでいきたい絵本をご紹介させていただきますのでどうぞ、お楽しみに♪


※okebaの絵本はNPO法人セカンドブックアーチさん(茅ヶ崎市の本のリサイクル回収団体)より仕入れております。基本古本ですが、比較的状態の良い絵本を選んでいます。(okebaで仕入れたお金は被災地へ本を送る際の送料にあてられているそうです。)
尚、こちらのblog更新後に販売済みとなってしまった場合はご了承下さい。

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絵本担当スタッフ加藤